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私に影響を与えた良書・悪書・珍書・奇書・希書

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カテゴリ:本といっても様々( 5 )

自殺の誘惑から救ってくれた本:鈴木大拙著「禅の思想」

 
 
心は万境に随うて転ず。
 転処実に能く幽なり。
 流れに随うて性を認得すれば、
 喜びなくまた憂いもなし。

 これは初祖達磨大師の「二入四行観」の中に書かれている五言絶句であるが、本書「禅の思想」に取り上げられ、鈴木大拙翁によって解説されている。
 解説を読むまでもなく、これに目を通した瞬間に雷に打たれたように世界観が変わった経験を持つ。

 1960年代末の大学紛争が熱に浮かされたように日本全国を蔓延していた頃、あの馬鹿騒ぎに同調できないどころか、憎悪の念をいだき続けていた。
 そんな最中、突然、三島由紀夫氏が割腹自害により憤死された。
 
多言多慮、
 うたた相応ぜず。
 絶言絶慮、
 処として通ぜざる無し。

 三祖僧璨大師の「信心銘」のこの一節、その日、一日中頭の中で繰り返し唱えていたことが忘れられない。
 三島氏が亡くなった後、自殺する意味を失った。三島氏が亡くなった後の腑抜け国家の行く末を見届けてやろうと思った。
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by cyos | 2006-10-20 21:12 | 本といっても様々

最近買った本:「他人を見下す若者たち」など・・・・・・

最近買った本、といってもいまだに毎月100冊前後は買っているので、HPやブログをやりはじめた一年半前までに比べれば、これでも激減したほうである。

最近買った本では、一般の人には無縁の専門書は除外するとしても、ロラン・バルトの講義録などを紹介したところで、やっぱり一般向けではないので、最近読みかけの気軽な新書版の三冊をご紹介しておきたい。

まずは、タイトルにも掲げた、

「他人見下す若者たち」速水敏彦著(講談社現代新書)
  
 「自分以外はバカの時代!」と書かれた帯が象徴的に本書の内容を示している。たしかに、本書が指摘するような馬鹿者、じゃなかった若者が周囲にも目立つ。但し、これは若者に限らず中年以降の人々にも言えることだと感じる昨今である。


「人は見た目が9割」竹内一郎著(新潮新書)

 「理屈はルックスに勝てない。」と書かれた帯で、内容のすべてを推測できる。どんな綺麗ごとを吼えようとも、巧言令色すくなし仁(こうげんれいしょくすくなしじん)は、昔も今も変わらぬ不変の真理だろう。


「国家の品格」藤原正彦著(新潮新書)

「すべての日本人に誇りと自信を与える画期的国家論!」と書かれた帯にあるように、数学者の藤原氏の愛国的論説は、あまりにも当然過ぎて小生にはイマサラ、という感無きにしも非ずであるが、自国の歴史と伝統を蔑(ないがし)ろにする若者ばかりでなく、腰の据わらない現代の政治家にこそ、読んで欲しい書籍である。
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by cyos | 2006-03-14 13:26 | 本といっても様々

ウェブ進化論 (2月8日に筑摩書房から発売予定!)

著者は、ミューズ・アソシエイツ社長・梅田望夫氏。

まだ出版されてない本である。

だから当然まだ手に入れてない。

したがって、もちろん未読である。

著者についても、トシヨリの小生にはまったく不明である。

「ちくま新書」として2月8日に発売されるという情報を得たのである。

月刊「ちくま」を毎月近くの本屋さんが配達してくれる。

その中の出版予告文を読んで、これは絶対に購入しなくっちゃ~~と思ったのである。

HPやブログをたくさんやっていると、このトシヨリでも欲しくなるような宣伝文句が書かれている。

曰く、

本当の大変化はこれから始まる   とあって、

グーグルが象徴する技術革新とブログ人口の急増により、知の再編と経済の劇的な転換が始まった。知らないではすまされない、コストゼロが生む脅威の世界の全体像。

とある。

何とも刺激的なキャッチコピーではないか!

定価が、777円 ときている。

ラッキーな本なのだろう!?

読む前からゾクゾクして来るくらいだから、歳の割には精神だけは若いのかも知れないな~~~と、日曜日の心地よい倦怠感の中で、ひとり想像して楽しんでいるオッサンであった。
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by cyos | 2006-01-29 21:41 | 本といっても様々

様々な分野の書評のあるサイトの御紹介

とりあげた書籍が一部は本ブログと重複するものもあるが、書かれている内容は微妙に異なるので、次にご紹介するサイトの書評欄も参考価値があると思う。
専門の漢方薬や医学・薬学分野も多いが、一般書籍類もかなり取上げている。
それらは、同じ「読書人」であれば、一度目を通されても無駄にはならないと信じるものである。

ヒゲ薬剤師の書評

漢方薬専門・漢方相談/村田漢方堂薬局サイト内にある。
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by cyos | 2005-11-26 06:55 | 本といっても様々

本の9割以上は駄本と思うといい

本なら、何を読んでいようと、親が喜ぶ、といったマンガみたいな構図が、昔はよくあった。

いまでも、そんな親が多いかもしれないが。

本にも、いろいろアラ~~ナ

ピンキリよ。

知ってのとおり、テレビ以下という駄本は、五万とある。

まあ、少なく見積もっても、9割以上の本がそうだろうよ。

だから、このブログのタイトルもあのようになっている?っと打ってみたが、自分でも、このブログのタイトルを、いまだに覚えられないんだから・・・・・・何だっけ?

ともかく、良書ばかりじゃないようなタイトルだったと思うよ。

ここね~~え、編集する場所ではネ、自分のブログのタイトルが、ほんとうに見えないんだから!

ふざけて、わざと言っているんじゃないんだよ。

あの長ったらしいタイトルの中に、良書以外に、悪書とか珍書とか、色々な本があるようなタイトルにしてたと思うよ。

実際、下らない本が多いんだよ。

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by cyos | 2005-10-29 03:05 | 本といっても様々