「ほっ」と。キャンペーン

私に影響を与えた良書・悪書・珍書・奇書・希書

ブログトップ

カテゴリ:日本の知識人のレベル( 4 )

とすると、鹿島茂氏は、いわゆる「進歩的文化人」のお仲間だったのですね?!

現代にも「進歩的文化人」は、不滅だった?!

進歩的文化人がメインテーマの「悪魔祓いの戦後史」

のお仲間だったということですね。

保守派の教養を、フランス文学者が貶めるとは、いい度胸。

ラ・フォンテーヌとラ・ロシュフーコーは、フランスの文学のエッセンスとして是非、入れないとまずいと思います。
 もし、この一巻を保守派の人が読めば、考え方のレベルが三、四段上がると思いますよ。今の日本の保守は無教養すぎる。


言ってくれました。

このことは、文武両道・失われた日本の心

でも、取り上げられて、このブログにリンクされていましたね。

e0043194_129182.jpg

[PR]
by cyos | 2005-11-11 01:29 | 日本の知識人のレベル

教養とは何か?

前回の投稿の続きである。

例の鹿島茂氏の暴論?に対して、少し保守派に味方したくなった、というわけである。

フランス文学を読むことが教養で、日本の古典や近代文学を読むことは、教養にはならないんでしょうかね~~~?

日本人の悪い癖で、同じ日本人を馬鹿にする一つの大きな手段として、海外の思想や哲学、文学などを持ち出して、同胞を蔑(さげす)む!

それが、教養人のやることですかね~~と、こちらも真っ向から反論していたら、同類じゃないかと笑われそうだから、モウヤメトコ

e0043194_135671.jpg

[PR]
by cyos | 2005-11-06 14:42 | 日本の知識人のレベル

文藝春秋 特別版 11月臨時増刊号 一冊の本が人生を変える

文藝春秋の11月、臨時増刊号である。

「一冊の本が人生を変える」とは、いささかオーバーな表現のようにも聞こえるが、あり得ないことではない。

五十歳を大分過ぎてしまった小生には、懐かしい本がたくさん出てくるので、青春が舞い戻ってくるすがすがしい気分が味わえた。

圧巻は、

鼎談 決定版・世界文学全集を編集する

であろうか。

対談者のお一人、評論家の三浦雅士氏の発言に、

 僕は数年前に『青春の終焉』という本で、一九七0年を境に「青春」という言葉の持つ輝きが失われて、軌を一にするように文学全集というものも書店から姿を消したと言う説を出しました。

とあるが、何度もなんども頷(うな)ずいたのであった。

ところで、これまで「愛書家」の同類として、かなりなシンパシーを感じていた共立女子大学教授でフランスの絵入り古書の収集家である鹿島茂氏の次の発言には、思わず脚下照顧(きゃっかしょうこ)!
自分のことも省みないで、そういう発言がどこから出るのか、実に不快な気分に陥ってしまった。

鹿島氏の(思い上がった?)発言

 ラ・フォンテーヌとラ・ロシュフーコーは、フランスの文学のエッセンスとして是非、入れないとまずいと思います。(引用者注:ここまでは大いに賛同!)
 もし、この一巻を保守派の人が読めば、考え方のレベルが三、四段上がると思いますよ。今の日本の保守は無教養すぎる。

と、こうである!

敢えて些かキツイ言葉で反論すれば、外国文学かぶれの鹿島先生に、そのような侮辱を受ける筋合いは無い。
当然、常識としてご指摘の本は、とっくの昔に読破している。
それよりも、フランスかぶれの鹿島先生は、自国の文学をどれだけ読破されおられると言われるおつもりですか?
保守派の教養の基本は、自国の文化を愛することに原点があるのだから、外国文学かぶれの先生に、そのような侮辱を受ける筋合いは無いと思うのですがネ!

まずは、脚下照顧!

みずからの足元を見るべきで、迂闊な発言は慎むべきではありませんか!?

e0043194_1322478.jpg

[PR]
by cyos | 2005-11-06 10:13 | 日本の知識人のレベル

「悪魔祓い」の戦後史    稲垣 武著  (文芸春秋)

e0043194_18172599.jpg


本書の副題には、「進歩的文化人の言論と責任」とある。

日本の知識人のレベルが、どの程度であり、どの程度であったかを知る絶好の書である。

少し前までは、日本の「良心的な」知識人のことを、

            進歩的文化人

と呼んでいた。

現在、テレビやマスコミなどで活躍している知識人も、本書でかなり取上げられている。

その当時、どのような発言をしていたか、現在の彼等と比較してみるがよい!

この本を一冊読みさえすれば、知識人と言われる人が、あるいは有識者と言われる人が、あるいは進歩的文化人と言われる人が、どのレベルのものなのか、判然とするのである。

本書を書かれた稲垣武氏の経歴も面白いから、必ず氏の略歴は、知っておくとよい。

世の中には、真実を暴き立てる勇気のある人々が、ほんの少数ながら存在するので、何とか救われるのだ。

人間には、凄い能力のある人がたくさんいて、何でも一度読んだだけで、その内容のほとんどすべてを記憶してしまうのである。

うそじゃない、結構いるんだよ!

ところが、不思議なことに、天は二物を与えない。

単なる生き字引に過ぎない。

モンテーニュが、自分の記憶力の無さを嘆いていたが、氏の思索力は、すぐれた随筆集(随想録のこと)を残した。

頭の良さとは、ナンなのか、と考えてみるが良い。

立て板に水を流すがごとく、読んで得た知識の焼き直しをしゃべったところで、それだけのものだ。

だけならよいが、間違ったことを、クソマジメに流されたのでは害毒だ。

知識が頭に詰まりすぎると、思考能力と入れ替えになる、らしい。

e0043194_18325824.jpg

[PR]
by cyos | 2005-09-19 18:14 | 日本の知識人のレベル