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カテゴリ:人間と人間社会の本質を知る( 4 )

山本一郎著「情報革命バブルの崩壊」文春新書

 久しぶりに更新してお勧め書籍を掲載するくらいだから、いかに参考価値の高いものであるかを想像して欲しい。
 文章は流麗とは決して言えないどころか、むしろ判読しにくいやや悪文に近いものの、ことの本質を鋭く指摘して示唆に富む。

 内容をここで紹介するよりも、インターネットの利用者必読の書と言えるので、実際に入手して読まれることを強くお奨めする。二年ぶりの更新だから、その価値が知れようというものである。

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by cyos | 2008-12-10 21:13 | 人間と人間社会の本質を知る

健康売ります (イギリスのニセ医者の話 1660 - 1850)

タイトルは、本の題名。

ロイ・ポーター著 田中京子訳で、みすず書房から1993年発行で定価は4,635円。

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表紙の画像はこの通りだが・・・・・・・愚妻が風呂に早く入れとウルサイので、一時中断して、後ほど続けることにする。

これで終わりじゃないよ。内容のダイジェストを引用したいと思うからねっ。

夜11時、ブログを再開。

帯に書いてある通り、ボズウェルもヘンデルも云々とあるからしっかり読んで頂きたい。

次にこの本の裏に、内容のダイジェストが書かれているので、全文を引用する。


 <ニセ医者> は医療史の中でつねに無視されてきた。正規の医師免許をもたず、口先だけはずうずうしい上に、いかさま治療をするという理由で、でもはたして、実態はどうだったのだろう。
 本書が扱う期間は、近代初期から科学的な医療制度が整うまでの約200年、魔術師の時代が過ぎ去り、パストゥールが微生物を発見するまでにあたる。確実な治療法や予防薬がなく、また来世への期待も弱まってきたこの時代、人びとは健康をねがって次々と医者を変えていた。患者が医者を選んでいたこの時代に、ニセ医者は輩出した。
 著者は、ニセ医者の演説記録やちらし、新聞広告、患者の日記等を丹念に分析しつつ、その真の姿を明らかにしてゆく。そこからは、彼らが、マージナルな存在ではなく、正規の医師と区別できないほどの力をもっていたこと。マスメディアを最初に大々的に利用した医療企業家だったこと、しかし法制度の確立とともに衰退してゆく姿が、まざまざと浮かびあがってくる。
 医師 - 患者関係の変化やメディアの功罪なども伝えた本書を、健康幻想にひたる現代日本社会と比べてみるのも、どうであろうか。興趣つきない歴史書 = 読み物である。


以上であるが、

健康幻想にひたる現代日本社会と比べてみるのも、どうであろうか

という指摘こそ、正鵠を射るものである。

いつの時代も変わらぬものですね~~~。
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by cyos | 2006-01-15 21:38 | 人間と人間社会の本質を知る

働きすぎの時代  森岡孝二著  (岩波新書)

本年8月に岩波から出版された本。

帯には大きく、

死にいたるまで働いてはいけない!

と書かれているのが、スゴイ!

そうはいっても、就職先の事情によっては、死ぬほどまでに働かされる、あるいは働かざるを得ない事情が様々で、このような貴重な警告本も、どこ吹く風。

働くために生きているような日本人が多いのは事実だが、これが世界的な傾向だというから、驚く。

そういう点から言えば、小生の感覚からして最も賛同する考えは、

イヤな客には売るな! (石原 明 著)  PHP研究所

や、本ブログでもご紹介した、

お客様は神様ではない! 「イヤな客には売るな!」石原明著(PHP研究所)

など、会社の経営陣は大いに参考にすべきだと思う。

というのも、営業マンたちのある部分の無駄は、自分の会社や店舗にとって、結局は何の得にもなっていない、時間も利益も共に無駄な損失ばかりを生み出す大きな元凶である「クレーマー」客を、いたずらに大事にしすぎるからである。

ゴネ得をさせる日本社会の風潮に歯止めをかけるだけでも、働きすぎのホンの一部でも解消するはずである。

ともあれ、働くために生きている、というのも人生かもしれないが・・・

これ、難問ですね~~~~
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by cyos | 2005-11-03 09:10 | 人間と人間社会の本質を知る

古典の読み方  谷沢永一著   (PHP文庫)

もともと祥伝社から1981年に発行されたものを文庫化したもの。

小生は、祥伝社版で読んだ。

谷沢氏によれば、

古典から学ぶべきものは、「人間をどう見るか」「その人間が構成する社会をどう見るか」のただ二つである。

ということだそうだ。

本書を読めば、読書の醍醐味を教えてくれる。

若いうちに、このように面白くて、しかも、大変に優れた古典案内を読んでおかないと、歳を取ってからでは遅すぎる!

古典そのものを読む暇がなくとも、谷沢氏の古典案内を読んでおくだけでも、その後の人生の色合いが変わってくることマチガイナシ

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by cyos | 2005-08-23 16:29 | 人間と人間社会の本質を知る