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知的生活の方法(正・続) 渡部昇一著 (講談社現代新書)

昭和51年に発売されて以後、一時は爆発的なブームを呼んだ、現代読書人の代表者、渡部昇一氏の著書である。

昭和51年というえば、1971年。

当時は、知的生活にあこがれる若者が多かったのだ。

私も当時、かぶれにかぶれ、貧しい生活の中から、手当たり次第に書籍を買い込んだ。

この著のお陰で、書籍業界は、大いに潤ったはずである。

私と同様に、愛書狂の病(ヤマイ)に陥った人が、続出したはずである。

迷ったら買え!

本は身銭を切ることにこそ価値がある。

おおっ!なんてことだ?

知的生活を得る為には、家族を路頭に迷わす危険性がともなうのだ!

収入のないものが、無謀なことを考えると、ロクなことはない!

というのは過去のことで、今や新古本書店では、本書などは、100円均一はあたりまえ。

3冊100円のコーナーでも、売られている。

新刊書店さんには、お気の毒だが、今や古本のみならず古書といえるようなクロっぽい書籍でも、暴落続きの古本業界なのである。

今こそ、知的生活をするのに、容易な時代はない!
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by cyos | 2005-08-14 12:47 | 読書人の生活